目が死んでる傭兵×ざんねんな生物(神子)
「あなたの腹の中のここまで、俺の一部を捩じ込みます。あなたは小柄ですし、俺のでしたら臍の上あたりまで届くでしょうね。拒否権?ありませんよ。絶対です。絶対に…ねじ込みます。毎日洗浄と拡張を必ずしてく
ださいね」
傭兵グレイブが高い報酬に釣られて引き受けた護衛依頼は、心的な疲労がえぐい大変な仕事だった!顔だけは整っているざんねんな性格の美形神子(♂)を神殿まで送り届ける依頼。しかし神子のくそ坊っちゃんっぷりに3秒で後悔する。
無事二人は神殿にたどり着けるのか?チョロ神子の本領発揮とは?きっと愛だけはある下克上なラブコメディもどき!
無事完結いたしました。本編3編、蛇足1編、おまけ6編です。
本編は3万5千字程度でお読みいただけます。
まーさん(https://xmypage.syosetu.com/x2090c/)主催の【下克上BL企画】の参加作品です。
素敵な企画をありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 23:58:29
105668文字
会話率:49%
ある晩秋のこと、一人の若者が忘られた温泉郷に降り立った。
〈明王湯は深山の果てに……〉
古くは都々逸に唄われた温泉郷も栄耀の時を過ぎ。今や街道も野山に没し、一軒の鄙びた旅籠〈御堂屋〉が残るばかり。
御堂屋に住み込む女将一家、どこから湧いて出
たのか胡乱な湯治客ども――長く昏い厳冬の気配が、そこまで迫っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-18 16:20:51
485文字
会話率:10%