誰でも、好きにさせる事が出来る媚薬。
そんな薬を、与えてくれる悪魔がいると聞いて
狭い路地に訪れると、紫の髪で、スーツにシルクハットの男が立っていた。
「この媚薬が欲しいのであれば、条件は一つです。これから1時間、『イヤだ』と言わない事で
す」
了承して、薬を受け取ると、悪魔が言った。
「キスして良いですか?」
否定の言葉を言えないあなたは、了承する以外になく、笑う悪魔に執拗にキスされながら、この取引の正体に気がついた。
「そうです。あなたはこれから1時間、私に好きに犯されるのですよ」
そうしてあなたは、悪魔の男に絶対服従で犯され続ける1時間が始まった。
〈ムール(仮名)〉
長身で紫の髪をして、スーツにシルクハットで白手袋をした悪魔の男。恐ろしく整った顔をしていて、ドSで冷酷で容赦がない。常に敬語で、丁寧な口調だが、指示することはとにかく酷い。
「第一回がるまに大賞」 応募作品
「部門名(媚薬)」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 07:12:17
17146文字
会話率:24%
ヨークシア公国の第四公女。フラウディア・ヨークシアは、敵対国の名家、グランデール家に身売りされた。表向きは、停戦中の両国の関係強化の為。実際は、開戦の為の火種作りに。
グランデールの若き当主、バレウシア・グランデールの元に嫁ぐ予定だったが。
断られた為、『メイドとしてでも良い』と売り込まれた。その言葉どおりに、フラウディアはグランデールのメイドとなったが、領主であるご主人様に、散々な扱いを受ける。それでも、フラウディアはメイドとして、ご主人様の命令を受け入れる。ある目的の為に。
「第一回がるまに大賞」 応募作品
「部門名(媚薬)」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 18:19:26
19875文字
会話率:31%