国交の浅いヨーロッパの小国から、日本へと、三名のお嬢様と一人のお付きが訪れた。
いずれも、爵位をもつ、由緒正しき名家のお嬢様方。
彼女らの来訪にともない、一人につき一人、同年代の男性ガイドがあてられた。
それぞれに年若い彼女ら彼らは、互い
に違文化交流を経て、次第に縁を深めていく。
「お嬢様、可愛いです」
「ブッ! や、やめてくださいッ!」
おそらく住んでいる世界すら違う彼女らに、彼らはどうしようもなく惹かれていく。
異なる言葉で意思を交わし、畏れ多くも、お嬢様をエスコートさせていただきながら。
オムニバス形式の官能小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-16 18:00:00
90717文字
会話率:50%