※オメガバース
三か月に一度訪れる悪夢、それを私達Ωは発情期と呼ぶ。
生まれた時から決められていた婚約者の存在に不満を抱いたことなどなかった。彼と二人で歩む未来には幸せが続いていると信じて疑わなかった。
しかし、彼との結婚は不幸の始まり
だった。発情期のたびに夫は愛人の元へ出かけていく。
どうすれば愛してもらえるのだろう・・・?
どうすれば幸せになれるのだろう・・・?
不幸な花嫁の物語
◆この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 09:00:00
47039文字
会話率:32%