杜若響(かきつばたひびき)は激怒していた。彼が現在、プレイしている、乙女ゲームに対してだ。なぜかって?だって、ゲーム上に登場する自分の推しがあまりにも不憫すぎるから!響の推しは主人公のヒロインでも、攻略対象者たちでもない。彼の推しは…そう、
悪役令息だった───。自分の推しが酷い扱いを受け、不憫なENDを迎えることに嘆いた杜若響は悪役令息であるヴェリキュス・ロ・ラベリッタを救いたいと心から願う。その時、ゲーム画面に突如、【貴方には、ヴェリキュス・ロ・ラベリッタを救う覚悟はありますか?】と選択画面が現れて───?/こちら、連載版のプロローグと第1話部分を組み合わせた短編版になります。少しでも、楽しんでいただけましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 18:00:00
9275文字
会話率:23%
旅行中に海に落ちた万理咲は異世界で生贄として再び海に沈められる。
海底帝国の人魚皇子メレディスに純潔を奪われ、皇太子妃として彼に抱かれる日々を送っていた。
ある日、メレディスの留守中にシャチ族の戦士オーランドに連れ出されて外に出たのだが……
ゆるふわ設定です。細かいことは気にせずに楽しんでいただければ幸いです。
連載版あります(https://novel18.syosetu.com/n1950hs/)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-10 19:00:00
19137文字
会話率:31%