久しぶりにあった転校生を見て、
「あれ? こんなやつだったけ?」
と思った。
朧げな記憶のまま転校生といる時間がいつの間にか増えていった。
神酒がキスをしていた。
一瞬、目が合ったけれど、そのまま相手の方に腕を回していった。
目を閉じ、
溺れている姿に頭の中が冷たくなっていくのを感じた。
「特等席は、もういらない。」に出てきた宮城のお話です。
転校生君の本当の姿が明らかになります。高木と神酒と会話を交わすシーンも出てきます。
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リクエストを頂いた当サイトのみの公開となっています。
リクエストをしてくださった方、たまたま、寄り道をされた方、多くの方に読んでいただいているようで、作者自身が驚いています。本当にありがとうございます。
※誤字脱字報告を頂きました。7月8日に直しました。ありがとうございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-05 05:00:00
5047文字
会話率:11%