…こんな、醜い「私」など、要らない。
…原宿の交差点ですれ違う「貴女」に、私は叫びたい。
「あなたの体ごと、あなたと私を取り替えてくれませんか」?
若瀬学院大学での新入生勧誘をサボり、猫と戯れる僕の友人、岩倉麟太郎。糊のきいた清潔な白シ
ャツの袖をまくり、黒いベストの上には懐中時計の鎖をゆらめかせ、トレンチコートを羽織って歩く。前髪を執事にコテで巻かせたそのスタイルは、明治時代の華族を思わせる。
一方、僕は典型的な「非リア」。恋愛経験ゼロ、文芸部では「下僕」というあだ名をつけられ、テスト前だけ見知らぬ学生が群がり、ノートを貸せと要求し、あげくノートを紛失されても、僕は怒ることすらできない。情けない、ダメダメ学生。いいとこ、ひとつもなし。
そんな僕に、なぜか岩倉は親しく声をかける。僕に対しては、気を許しているようだ。自信のない僕にとって、岩倉は救いだった。
平凡受です。主人公の岩倉への強いコンプレックスと尊敬の念が、愛情なのかわからないまま、また、ダメ学生の主人公が岩倉のような特別な存在に愛される資格があるのかわからないままに、軽くコメディ混じりのほのぼの展開で、2人の関係が近づいていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-17 23:00:00
140418文字
会話率:40%
物語の終わった春から、季節は移ろい、夏、秋と過ぎていく。
灯り屋のリサは秋祭りの前日、祭りの間は男女が恋を求め合うのだと知り、片思いの相手を思って気が気でなくなってしまう。さっそくその日の夜、教わった恋の誘いを実践しようとするのだが――。
小説家になろう作品「リサと夜警と魔法の鍵」の、秋の夜長のその後のはなし。
前半軽くコメディ、後半ほぼイチャイチャ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-15 04:29:44
10346文字
会話率:39%
2Kの間取りに住む沙羅。29歳バツイチ子無し。色んな意味でギリギリだけど、嬉し恥ずかしお気楽ライフを満喫していた彼女だったが、ある日突然現れた銀髪の男の出現によって生活が一変する……かもしれない。
さようなら……嗚呼愛しのマイ シングル ラ
イフ!
※完璧理系なので日本語不自由です。あらゆることを気にしないで下さい。
※オネエの登場により軽くコメディタッチでBL要素を含みます。
※作者の100%趣味です。
奇数日更新を目指していますが、たまに狂う時もあります。ご容赦くださいませませ。
それでは少しでもお楽しみ頂けるよう精進していきますので、お付き合いのほどよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-07 23:00:00
81145文字
会話率:26%
目を開けると、見知らぬ天井、横には美女……ゲイの俺としてはありえない!!どうして?なんでこんな事になったんだ?軽くコメディ、時にエロい二人をご堪能下さい。
最終更新:2008-01-18 00:08:26
40239文字
会話率:41%