諜報員として活躍する曹長が、大尉にご褒美をねだる話。
明治~大正期の軍パロです。
知識ゆるゆるなので間違ってたら許してください。
「褒美は何がいい?」
諜報員として藤川曹長を使っている高澤大尉は、
真面目な部下を個人的に労いたい、と常々
思っていた。
とある長期任務から帰還した藤川曹長に
高澤が聞いたところ……。
「では、――――を」
鈍すぎる上官が、
積年の思いをこじらせた美形曹長に捕まるまで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-18 09:07:38
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会話率:48%