“ブラックゲーム”主犯格、死神のオブジェ死黒(しこく)が率いるふたりの死神、ハンド咲孥夜(さどや)とフランケン骨苦(こっく)、座敷童子のチャイルド鬼羅(きら)は、生と死の狭間“ブラックインフェルノ(黒き地獄)”をアジトにしている。
四人は特
異能力を持つ。
彼ら四人の組織“ブラックスカル”主催の“ブラックゲーム”への参加を呼び掛けるため、人間たちにメールを送信する。
ブラックゲームはブラックインフェルノで行われる。
ブラックゲームに参加したファイター(人間)たちは、都内にある山“幻霊山” に集められ、そこから蒸気機関車に乗り、地上と生と死の狭間を抜け、ブラックインフェルノに向かう。
ブラックゲームの生還者には一億円が授与される。
刺激と金を求める人間たちのあいだで、ブラックゲームは社会現象を起こし、ゲームへの参加希望者があとを絶たない状態であった。
地上の法律など通用しないバーチャルのような世界で行われる残忍な殺人ゲームを五回勝ち抜くと、ブラックゲーム専属のブラックファイターになれる。
ブラックファイターには人間もいれば神もいた。
オブジェの古き友人イエス=キリストだ。
ブラックスカルのメンバーとイエスがブラックゲームを行う目的はふたつある。
ひとつは人肉確保(皆、人肉を食す)
もうひとつの最大の目的は地上最強の人間を見つけることだ。
ブラックファイターを目指す17歳の少年が命懸けのデスマッチに挑む!
※他のサイトに投稿しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-23 20:36:53
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