神話の神、天手力雄神(アマノタジカラオ)を始祖に持ち、日本の陰で暗躍してきた特殊能力を持つ一族に、長らく生まれなかった、その能力の極みである角のある子が産まれてきた。
強すぎるその能力をコントロールしてきたのは、対となる一族で、同じく神話の
神、天細女(アメノウズメ)を始祖とする一族。
けれど、その時点で、その一族はもう消失していた。
力を暴走させないようにと、細心の注意を受けて育てられた男、白井 力雄。
彼は通い始めた大学のキャンパスで、自分の能力に影響されない不思議な男に出会う。
シリーズとして投稿していく予定の小説のスタートになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-03 17:00:00
29446文字
会話率:30%