広大なガルア大陸で“軍神ガリア”ことガリア帝国の属国とされることとなった、“美の国ヴァルシア”ヴァルシア王国。
今まで姿を現したことの無かった国王は、傾国の美貌を持つ年齢不詳の少年であった。国の自治と引き換えに人質の身となった彼は、「たった
ひとりのモノにはならない」と宣言すると同時に、たちまちに数多の男を惑わし、それでいて決して媚びることはない。そんな彼をどうにかこうにか自分だけのモノにしようと奔走する男達(皇帝含む)と、そんな男達を翻弄する小悪魔気質な元国王の物語。【更新停止中】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-30 18:25:38
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会話率:44%