あらすじ
ローランド一家の長男、ルエル・ローランドはある凄惨な事件を起こし、牢に入れられた。
当然ながら処刑されるはずだったのだが、その前日、牢獄に不審人物が侵入してくる。罪人コレクターだというその人物は、罪人を買い取って専門の組織(殺
し屋など)に売りさばく闇取引をしていて、処刑を免れるために取引に応じないかと持ち掛けてきた。
取り引きに応じたルエルだったが、待ち受けていたのは予想を裏切る展開だった。
※タイトルの意味は、フランス語で「眼を騙す」という意味らしいですが、作者は「騙し絵」の意味で使っています。
また、作中に登場する精神的な病についての解釈は完全にフィクションです。正確な資料や表現ではありませんので、そこをご理解ください。
BLシーンはゆるめで、どちらかと言えば人間の精神的な話という感じです。残酷なシーンや不快に思われる描写があるかもしれません。そこのところをよく注意して読まれてください。不快に思われたらただちに閉じることをお勧めします。
人気は出ないでしょうが、いずれ個人的にシリーズ化したらもっとBL描写を増やしたいと考えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-02 10:24:09
29633文字
会話率:38%