「だがしや....?とはなんですの?」
そう言うとクラスの子達はしーんと静まり返りました。
文化の違いが身に染みます。
どうしましょう。私ったら。小学校と言えどもそこは小さな社会。悪目立ちしてしまう杭は容易に打たれてしまいます。
理解しない者は、理解できない者はたちまち爪弾きにされるのは人間社会の常。
「高良さん行ったことないの?もし良かったら今日、僕と行く?」
沈黙を破ったのは黒髪の鳶色の瞳を持つ可愛らしい少年でした。
★裁縫ベタお嬢様と、庶民少年のこじらせラブストーリー。強引な中出し描写ありますので注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-07 01:19:36
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会話率:27%