「誘われれば、初物だろうが既婚者だろうが遠慮なく食う」と言われ、節操無しの代表のように言われるカイは、ある時いつもと同じように誘われるままに美味しくいただいた相手がこれ以上なく本気で、しかもその親が権力者であったことが原因で、市民権剥奪のう
え、王都追放、という厳しい罰を受ける。
それでも、これまで通り鴨となる相手を見つければ当面は生きていける。
そうふんで歓楽都市と名高い街へと引っ越しをしたカイはしかし、その都市で生きて行くには市民権が必須だと思い知る。
そんなカイの前に現れたノア。
彼は、自分を魔法師だと名乗り、カイに<実演販売>の補佐を求めるも、その報酬が市民権、ということでカイは胡散臭いことこのうえない、と警戒を強めるのだが。
※ここまででは、特に説明はありませんが、男性体しか存在しない世界です。
男性同士で子どもが生まれる世界ですが、このお話にはそのようなエピソードはありません。
初物も既婚者も躊躇い無く食って来た主人公が、結構あっさり落ちます。
出会ってから後は、ふたりとも一途になります。
ご都合主義のお話です。
大丈夫そうでしたら、読んでやってください。
アルファポリスにも掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 02:11:16
16300文字
会話率:31%