日系アメリカ人である宮國マトイの父である宮國小次郎はアメリカ合衆国のギャング集団〖ヴィンセント〗に所属する裏社会の人間だった。
だが家族愛に溢れた父をマトイは心から愛し誇りに思っていた。
そしてマトイが11歳を迎えた日の夜
敵対組織で
ある〖ハンニバル〗に自宅を襲撃される。
小次郎の異能である“存在抹消”で一時的に存在を消していたお陰で助かったマトイは目の前で父を殺されハンニバルに復讐を誓い、18を迎えた誕生日に父が所属していたヴィンセントに入団した。
しかしマトイの異能力は懐柔…、それも対象を抱き締めなければいけないという制限付き。
マトイの復讐は果たして達成されるのだろうか………?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-03 18:51:56
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会話率:31%