主人公は大学にぎりぎりだったこともあって、生物学を選ぶ。
マイナーな学部にやはり会社募集は選考外。
大学院まで行って、時間を稼いだが不景気の波は厳しい。
就職できないまま卒業した主人公が大学門を出る。
門のところで転移に巻き込まれた。
何の
説明もないままに、目を覚ますと卵の中。
更には強敵に襲われた直後で巣が壊される寸前。
目覚めた主人公は必死に逃げ出す。
その途中で、自分が蜘蛛になっていることを確信した。
その後、親蜘蛛を殺した魔物が主人公達の群れを追跡。
逃げる途中、足を絡ませた主人公は脱落したが、それが結果的に良かった。
一匹より数を選んだ魔物は、群れの方に向かったからだ。
そこから始まる主人公の、奇想天外な蜘蛛生だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-17 01:00:00
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会話率:8%