声も、耳も失った。
生きていた世界、それすらも。
初めての恋は無残にも砕け散った。
背中に刻み込まれた『神の寵愛の花』、私にとっては呪いにも似た「祝福」の証。
誰か教えてはくれないでしょうか。
「私は一体いつまで、見も知らぬ誰かの
願いを叶え続ければいいのですか・・・・・・?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-22 22:20:59
92111文字
会話率:29%
大学院生の倉持律は、生まれつき喋ることができない。
幼い頃に親に捨てられ、施設で育つ。ゲイであることを自覚した中学時代に男たちにオモチャにされるが幼い時に生き別れた双子の弟によって助け出され、今は穏やかに暮らしている。
大学に赴任してきた新
任講師と出会ってから、恋人になるまでのお話。
大学講師×音声障害のある院生。
受けと攻めの視点と、過去と現在が入り乱れる構成になっています。
受けは音声障がい者ですが、聾唖者に関する描写、虐待の描写がありますので閲覧の際はご注意ください。
(※)の背後注意、(※+)背後注意しつつ虐待注意です。
すごく現代社会に似ているファンタジー世界のお話です(言い訳)。
ー本編完結済みです。
ー閑話1及び2話に女性視線が入ります。
ー番外編を細々更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-22 00:00:00
121647文字
会話率:31%