新米騎士クリスはひょんなことから、教団の象徴であり、アイドルとしても活躍中の聖女マリアの専属近衛騎士に任命されてしまう。マリアの他、同じ近衛騎士の少女ミリーや、金髪褐色メイドのバレッタらと共に生活する中、時に淫らな行為に興じながらも、クリス
は次第にマリアを取り巻く因縁に巻き込まれていく。
【2/10更新:第九章あらすじ】魔族のイブキを道連れに、ようやく魔ノ国サンズヘイムへと辿り着いた聖剣騎士一行。久しぶりのバレッタの帰郷とマリアの来訪に、魔王城では歓迎ムードが広がる中、イブキの家族について、四竜将サラマンダーの口から衝撃的な事実が告げられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 00:00:00
631862文字
会話率:56%
かつての救世の英雄、アルヴィオン王国の聖騎士であったラウルは、燻り続ける違和感を拭えずにいた。仲間と三人で世界を破滅させる魔導師ベリウスを討伐し、自ら望んで公爵の地位と黒髪の王女を手に入れたはずだった。しかし彼は、地位も王女の降嫁もなにもか
もが他人事のように思える。欲しかったものは、もっと別のなにか。妻となった王女を抱きながらも、心は別の面影を追い求めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-03 11:49:54
41339文字
会話率:45%