三谷川龍之介は、すべてを約束された者だった。
三谷川龍之介は、すべてを奪われた者だった。
幻の宮家と呼ばれた三谷川家の跡取りとして生まれた龍之介。彼の悲劇は、曾祖父から始まっていた。
龍之介が小学生二年生の時、最愛の母とその恋人を、実の父
親である鞍林龍弥に目の前で殺された。
心が壊れそうになった龍之介を救ったのは、鞍林の天敵の祖となった老人と人形の少女。
龍之介を助けるのは、龍之介の母の願いを叶えようとする青年と、鞍林龍弥を憎む少年。
龍之介は、奪われたすべてを取り返すために戦っていた。
暴行、暴力、流産、虐待、殺人などあります。
作者名を『はるあき』に改名しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-20 00:00:00
78251文字
会話率:34%
お金持ちの老人と、彼の理想を詰め込んで造られた「人形」の話。
※自サイトより転載
最終更新:2017-11-02 01:52:05
1402文字
会話率:43%