ハイマー辺境領主のグルシエス家に仕える、ディラン・サヘンドラ。
主である辺境伯グルシエス家三男、クリストファーと共に王立学園を卒業し、ハイマー領へと戻る。
その数日後、魔獣討伐のために騎士団と共に出撃したところ、幼い見た目の言葉を話せない子
供を拾う。
リアンと名付けたその子供は、クリストファーの思惑でディランと彼を父母と認識してしまった。
個性豊かなグルシエス家、仕える面々、不思議な生き物たちに囲まれ、リアンはのびのびと暮らす。
ある日、世界的宗教であるマナ・ユリエ教の教団騎士であるエイギルがリアンを訪ねてきた。
リアンは次代の世界樹の精霊である。そのため、次のシンボルとして教団に居を移してほしい、と告げるエイギル。
だがリアンはそれを拒否する。リアンが嫌なら、と二人も支持する。
その判断が教皇アーシスの怒髪天をついてしまった。
数週間後、教団騎士団がハイマー辺境領邸を襲撃した。
ディランはリアンとクリストファーを守るため、リアンを迎えにきたエイギルと対峙する。
だが実力の差は大きく、ディランは斬り伏せられ、死の淵を彷徨う。
次に目が覚めた時、ディランはユグドラシルの元にいた。
ユグドラシルが用意したアフタヌーンティーを前に、意識が途絶えたあとのこと、自分とクリストファーの状態、リアンの決断、そして、何故自分とクリストファーがリアンの養親に選ばれたのかを聞かされる。
ユグドラシルに送り出され、意識が戻ったのは襲撃から数日後だった。
後日、リアンが拾ってきた不思議な生き物たちが実は四大元素の精霊たちであると知らされる。
彼らとグルシエス家中の協力を得て、ディランとクリストファーは鍛錬に励む。
一ヶ月後、ディランとクリスは四大精霊を伴い、教団本部がある隣国にいた。
教会の膝元の町で、二人は当代の聖女マキナと出会う。彼女からエイギルが行方不明という情報を得た――……。
美形魔導士とその従者、そして二人の〝子供〟が織りなす、ファンタジーBL物語。
※主人公CP以外にも、かつて肉体関係があったCPがいます。
※戦闘、流血表現、残酷表現が含まれます。
※アルファポリス様にて、先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 19:00:00
240887文字
会話率:30%
アラサーのOL梨杏は周りの婚約ラッシュに焦りを感じていた。おひとりさま生活が続いているけれど、恋愛も結婚もしたいのだ。そんな梨杏は、マッチメイカー(仲人業)を名乗る初老の女性に声をかけられる。姉のように慕う新妻の美鈴に『女は度胸!』とはっぱ
をかけられていた梨杏は、思いきってお相手の紹介を頼むのだが、実はその女性、マーニャは異世界であるスイヴェダル国の大物魔導士だった。彼女が紹介してくれたのはとびきりイケメンの魔導士だったのだ!〜ハッピーラブラブな、初々しい(と見せかけてエロエロの)カップルいちゃいちゃ話です〜完結してますが、おまけ話を連載しています。◆書籍化されます◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-17 21:52:12
149635文字
会話率:52%
天才美形魔導士×平凡幼馴染
魔力を貯める事は夢――そう思われてたのに、それをこの男はあっさりと作り出してしまった。しかし、まて、なぜそれを俺にいれる!?なぜそこから魔力を吸収させようと思った!?
産卵書きたくて書いたお話。のんびり気分で
読んでくださいませ~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-03 16:55:25
7813文字
会話率:45%