※血の表現があります。苦手な方はご注意ください。
その女性には秘密があった。誰にも言えない秘密。それは血が好きだという事。
彼女はスプラッター映画が好きだった。でもそれはそこに映る大量の血が好きなだけ。
だが分かっていた。それがどれだけ狂
気的で異常かを。だから秘密にしていた。
血への欲望を抑え生きる彼女はある日、一人の男と出会う。幼さ残る小動物のような男だったがその内側には獣が潜んでいた。
その出会いが彼女を新たな世界へと導く。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 19:00:00
11209文字
会話率:38%