ライブストリーミングと動画共有サービスを提供するサイト【ナマナマ生放送】では、毎日多くの人たちが思い思いの生放送を配信している。
私は【美沙子】。それは私の本名であり、彼に読み上げてほしいコテハンでもある。毎日たくさんの視聴者を相手する
彼に、自分の名前を拾ってもらえるたび、私は卑猥な心地で満たされる。
放送主としての彼の名前は【ヒサシ】。明らかに小学生。大好き大好き大好き。楽しい雑談と宿題タイム。可愛い男の子に勉強を教えてあげる以上の愉悦が、この世にあるだろうか? いいや、ないだろう。
彼に反語を教えたのは私だ!
コメントで……だ。
嗚呼、
この欲求が、
これとかの欲求が、
画面の向こう側とこちら側に隔てられることなく、
生で接しながら、
できたら。
私はその夜も――その子の配信だけを食い入るように視聴していた、おっぱいとクリトリスに触れながら。彼はお喋りが終わると配信を切らずに寝る。その年端も行かぬ寝姿をオカズに、私は何度でもイキ続けられる。放送終了の表示が出てしまうまで、毎晩のようにこうしている。
ショタコン? 違う違う。つぃがう。
私が好きなのは、この子だけだ。私が好きなのは、この【ヒサシ】君だけだ。小学生なら誰でもかまわないわけじゃない。私が好きな少年は、彼だけなんだ。だから、私は、ショタコンじゃ、ないっ。
突如、ディスプレイの向こう側、私の夢の世界に、侵入者が現れた――
だ、誰だっ、誰なんだ、お前は。
おいおいおいおいっ!
なっ? 何っ!
やめ、やめろっ? 貴様っ! 触るなっ! 私のその子にっ!
うあっ? やっ、やめろぉぉおおおおっ!
私の心を、壊さないで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-13 03:46:32
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