32歳の春季は刑事事件の弁護士をしていた。彼女の前に現れた大学の同級生の浅野から「お礼がしたい」と言われその話を聞くと、そのお礼とは「一緒に暮らしませんか?」という言葉だった。
過去の恋愛を引きずりなかなか素直になれない春季は浅野を拒む。
だが大学時代から一途に春季を想う浅野にどんどん心も体も奪われていく。
そして同居を始めると弁護士と検事の微妙な立場に悩む日々が続き、春季はひとつの決断をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-21 03:10:33
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