小説家になろうで投稿中の自作の、向こうでは載せることのできない過激な内容の部分を掲載しています。
――西暦30XX年、日本。
主要な労働はそのほとんどがAIによって自動化され、人が労働から解放され、娯楽に耽りながら緩やかに衰
退している時代。
そんな中、人気VRロボットアクションゲームにおいて絶対女王『白き魔女』として君臨している、スフィア・ユースティア――そのプレイヤーである『真星 珠羽』の下に、政府から一件の依頼が舞い込んだ。
それは――日本の命運をかけた、異世界の探索。
フィクションであったはずの乗機は現実のものとなり、その体はゲーム内アバターの少女『スフィア・ユースティア』の物へと変化していた。
しかし、どうしても受け入れがたい指示を受けたスフィアは、それを無視し、愛機『ヴィエルジュ』とともにこの世界を満喫しようと目論む。
――その先に、自身の世界の存在を揺るがす真実があると、この時はまだ想像もしていなかった。
世界を構成する情報を改竄し、超常の力を以て駆動する人型機動兵器……偶像、あるいは幻影の名を持つそのその名を、情報改変駆動・論理改変兵装『IDOLA』と言った。
――それは、世界を誤認させる幻像である
~VRMMOロボットアクションRPG『Project IDOLA』公式サイトより折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-20 00:41:22
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会話率:30%