魔力が極端に少ないアウラは武闘士として、素手で魔物を相手にする硬派な男。
その微量の魔力で局所的に身体強化を掛けると言う方法で、西方迷宮区で一流冒険者をしていた。
けれども、迷宮で起きた事件が切っ掛けで一流パーティーから追放を宣告され、謂れ
の無い罵倒に反論して火に油状態に陥った時、彼の人生が変わった。
魔導士が取り出した呪具を額に押し当てられ、女体化してしまったのだ。
十代前半の少女になってしまった身体は、冒険者を続けるのは難しくなっていた。
冒険者には痛手な呪具を体内に宿したアウラは、失意のどん底に落ち、二度とパーティーの前に姿を現さないように足を運んだ東方迷宮で、これからの人生を左右する女性と出会う。
一方で、追放したパーティーメンバーは、彼が抜けた後に痛い目を見る事となるのだが――それは別のお話。
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「小説家になろう」に掲載している作品の別ルート版です。
中身おっさん。なんだかんだ楽しむノリノリ展開多数です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-04 17:21:38
9637文字
会話率:22%