「俺に抱かれることは『契約』の一部です。お忘れですか、王女殿下」
魔法王国シャドレアの美しい第一王女アリアには、長年「推し」ている人物がいる。
世界樹神殿で浄化の儀式をつとめる美貌の神官、セレストだ。
輝く銀色の長い髪も、黄金比の顔立ち
も、低く落ち着いた声も素敵だが、誰に対してもクールで塩対応。そんな彼が微笑んだところを一度見てしまってから、完全に落ちた。
アリアの残りの人生は、弟が治める国と国民と、推しを遠くから見守るだけの静かな生活になるはずだった。それなのに、まさか、その推しから求婚されるなんて。
一度はお断りしたけれど、この結婚にはセレストの命にかかわる事情があるらしい。
「あなたが欲しい、アリア」
恋心のない結婚なのに、夜の営みが熱烈すぎませんかっ!?
賢いオタク王女様が、これは敬愛なのか?恋なのか?と推しとの関係性に悩みつつもズブズブに愛されお互いを救うラブコメ
◾︎完結まで毎日更新したい(するとは言えない…)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 20:00:00
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会話率:44%