今は昔、六条鴨川近くに、式部卿宮の姫おはしき。
父母すでに亡く、貧しき暮らしなれば、右大臣の息子藤原中将通ひて恋人の一人とする。
中将、姫をいと愛しく思ほしめして、御文、贈物などなどことごとに送りたるに――。
的なエセ平安時代風恋物語。恐ら
く病んでるヒーロー×絡めとられた(それでも幸せな)姫君のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 22:49:33
27641文字
会話率:21%
なろうで夜語り企画に便乗した「月に愚痴ったら」という作品の直接的な続編です。
ひとまず短編で、気が向いたら連載にしちゃうかもです。
最初から最後までやってるだけなのですが、「月に愚痴ったら」を読むとより病んでる度合いがわかりやすいかと。
お楽しみいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-13 22:00:00
2719文字
会話率:23%