ある所に戦国時代にその名を轟かせた戦国大名の本拠地があった。現代になって開発が進み他所から大勢の人が移り住んで大きな町になってもその大名家とその家臣の子孫たちは昔と変わらずその町の山奥に住み続けていた。主人公はその大名家を支えた忍びの末裔で
、その技能を継承すべくひっそりと修行している者の一人。
・・・とは言っても大名家とその家臣の子孫たちは町興しとして大名行列をするくらい世間に存在を広めている普通の人々。
身内のみに伝える人に言えない当時の危険な技術を学んでいる以外は、世間と変わらない至って普通な暮らしをしていた。
そんな主人公の住む町で突如として一区画が消滅する事件が起こる。
主人公はそれに巻き込まれ、気付くと異世界に飛ばされていて人間ではなくなっていた。
超常的なモノとは無縁の異世界を、ファンタジーな世界へと変える集団転移。
魔物・亜人に生まれ変わった者と人間のままの者、元の世界での人間関係と新しい世界での関係。
そして異世界の人間とそこで新しく生まれた者たちを含めた対立と共存。
異世界がゲームのような世界になる様子を、魔物に生まれ変わった主人公の物語を通じて一から描きます。
※投稿は超ゆっくりいきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-11 15:27:52
142459文字
会話率:26%
寂れた田舎の町、奥佐間町。
これといった名物があるわけでもなく、ちょっとした会社はあるが、シャッター街と化している商店街…徐々に寂れていき、町を脱出できない住人達は負債を抱えていく。
そんな田舎に帰郷し、そのまま誰もやりたくない『町内会長』
に就任した『山内美代子』。
彼女はこんな寂れた田舎町の割りに美人が多い事に目をつけ、ある『町興し』を計画する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-05 00:00:00
2360文字
会話率:41%
佐久間大知は飲んだくれて川に落ちた後、異世界に幼少の姿で迷い降り森で倒れていた所その町の領主に助けられ妻に先立たれ独り身の老人は身寄りの無い大知を養子に迎えた。それから10年、老人は自分の生の続く限り多くの事を大知に教え託し生涯を閉じた。
それから苦悩の日々が始まった。前世の記憶以上な難題に悪戦苦闘しながら何とか町興しが終わった頃、家の片付けの出来る家政婦をギルドの掲示板に貼り付けた事でモネッタと出会い物語は始まっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-23 19:00:00
5748文字
会話率:47%