「ねぇ、雪夜。推しとそっくりな人が現れたら…どうする?」
推しを心と脊髄に飼う『嵯峨根雪夜』は、転校先の高校で愛するボーイズグループの推し『ジヌ』にそっくりな男『宗本理亜』に出会う。
推しは唯一無二の存在だと譲らない雪夜は、そんな理亜のこ
とを下位互換だと言ってのけるが、理亜はそんな失礼な言葉に怒るどころか雪夜に興味を示す。
距離感ゼロ男の理亜にグイグイ迫られると、次第に雪夜の心も変化し始め…?
これは友情か恋なのか!?
ー初めての友達、初めての恋心…そんな雪夜と理亜、そして2人と取り巻く仲間たちが送る、青春ピュア(!?)ラブストーリーが今はじまるー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 20:00:00
112106文字
会話率:46%
二十九歳、処女、彼氏なしのわたし。通称、『総務の鬼・アオザメ』。
……っていやいや流石にヤバいでしょう! 彼氏くらい作らないと!
とはいえ、わたしに男は寄り付かない。
何故か、向こうのほうから逃げていくのだ。……てわたしひょっとして
すごくイタいひと?
このまま三十路を迎えるのか……と思っていたわたしがある夜、残業をしていると、後輩の小柴くんが、
「め、迷惑じゃなかったら、おれ、鮫島さんをお食事に誘おうと……そう、思っていまして」
まさかのお誘いきた。
とはいえ、小柴くんって、まだ社会人二年目でしょ! 年齢差! 年齢差がぁああ! いやいや普通に無理でしょ! 六歳差とか、小学生と中学生が恋愛するようなもんでしょう!
「別部署のすっげえ綺麗な鮫島先輩を、一年以上想い続ける程度にはね」
――年齢差をものともしない、ちょっぴり強引なチワワ系可愛い年下男子に愛でられる。
■性描写を含む話には『*』マークをつけています。
■2020.04.11~05.06 毎日0時更新にて完結します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 00:00:00
86543文字
会話率:39%