■あらすじ
葦船町に住む二十一歳のかなえは、自分の生まれを知らない。
年齢も正しいか分からない、親も知らない、戸籍すらない女。
そんな彼女は自分を育ててくれた養父の元で、実娘の柊乃と一緒に幽霊や妖(あやかし)……の、ようなものを人知れず浄
化して生活していた。
かなえは自らの体を「檻」として使うことで幽霊や妖を体内に閉じ込めることが出来る。それを巫女の柊乃が祓うのだ。
ある日M機関と名乗る怪しい団体から葦船町に起こっている不可思議現象について聞き取り調査を受ける。その帰り道、昼食でも食べてから帰ろうと馴染みの店、まだ「準備中」のバー、ブルームーンに立ち寄ろうとしたのだが。
そこで見かけた「洋風の幽霊」に導かれるように渡し舟に乗ってしまい、離島の洋館へとやって来てしまう。
彼女は「ちょっとえっちな幽霊」を内包したまま、気が付けば見知らぬファンタジックな世界に紛れ込んでいた……。
見知らぬ土地で、えっちな幽霊を抱えたまま囚われの身となってしまった彼女は、一体どうなってしまうのか……作者もよくわからない。
■作者のざっくりルール
・公式のお題を含めた展開をします
・ハッピーエンド
・主人公はかなえ、一人称語り。時折他者視点。
・公式キャラをサブキャラ扱い
・企画用オリキャラ多数登場
・公式設定からズレてしまうこともあります
■設定お借りしました!
・N7726JM:「美樹本夏風の事件記録」:騎士団の追う行方不明者
※こちらの作品は、公式企画「ブルームーンカクテル」参加作品です。
公式の仕様上作者も大まかなエンディングを想定しているだけでプロットを一切組んでいません。
完結を目指しますが、企画終了時に未完になりそうな場合は申し訳ございません。
また、意図せず設定被りしてくる場合も出てくると思いますが、明確に設定をお借りした場合のみこちらに記載させていただきます。
※特に好みの別れるRシーンについては前話後書きに注釈を入れました。
■作中の設定の流用可(公式ルールをご覧ください)
♯BMC_使ってもいいのよ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 11:32:34
85113文字
会話率:44%