「石油王に、俺はなる!」
新しい高校の入学式の日、真山祐希は遠海久遠に一目惚れをした。
どうにかして彼とお近づきになりたい。そう思った祐希は放課後の図書室で見かけた久遠に、勢い余って突然告白をしてしまう。
「好きです! つきあってください!
」
「断る」
「お願いします! 俺が石油王になったら、交際を考えてくれませんか⁉︎」
「え?」
初めて遠海が自分を見てくれた! もしも祐希が石油王になったら、振り向いてくれるかもしれない……!
こうして、石油王になるための壮大な計画が、始まったりはじまらなかったりする、そんな物語。ギャグです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 12:00:00
15000文字
会話率:48%