「石油王に、俺はなる!」
新しい高校の入学式の日、真山祐希は遠海久遠に一目惚れをした。
どうにかして彼とお近づきになりたい。そう思った祐希は放課後の図書室で見かけた久遠に、勢い余って突然告白をしてしまう。
「好きです! つきあってください!
」
「断る」
「お願いします! 俺が石油王になったら、交際を考えてくれませんか⁉︎」
「え?」
初めて遠海が自分を見てくれた! もしも祐希が石油王になったら、振り向いてくれるかもしれない……!
こうして、石油王になるための壮大な計画が、始まったりはじまらなかったりする、そんな物語。ギャグです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 12:00:00
15000文字
会話率:48%
雨の夜、峠の古宿に辿りついた二人連れの客……。どことなく孤高の色と殺気を纏う長身の男と、そのマントの内側に庇われるように立つ見目麗しい「連れ」。―――彼らの抱える事情とは? (異母兄弟ものです。受けは半陰陽というか無性別というか性未分化、中
性的な感じです) 少し暗い感じではじまるお話ですが、読後感は良い…と思います。全3話の、短いお話。※自サイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-27 01:28:51
17129文字
会話率:22%