姉ヶ崎将太には三つ離れた姉がいた。姉とは言っても血は繋がっていない。四年前に父の再婚した相手の連れ子だった。はじめて彼を見た彼女はそこで初潮がくるほどの衝撃を受け、彼女は将太を溺愛し、将太も彼女に良く懐いた。現在、単身赴任の父に母がついてい
き、家には二人っきり。美貌の義姉は、義理の姉弟がより仲良くなるにはより親密なコミュニケーションが必要であると主張し――。
「お姉ちゃん、ぼくのち✕ちんが変なんだ」
「まさか、こんなエロ漫画みたいなシチュエーションがあるなんて……ごくり。いいえ、なんでもないわ。お姉ちゃんに任せて!」
「うん、お姉ちゃん、ぼくのち✕ちんをお願い」
「ふぐぅっ、お姉ちゃんの理性が大丈夫じゃないわ」
そんな、――ぼくのお姉ちゃんは、変ですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-23 19:00:00
47652文字
会話率:44%
ごく平凡な男子高校生である夢野絆(ゆめのきずな)は、生まれつき特異な能力を持っている。
それは、自分がエロ妄想に使った相手に、同じ想像と興奮を共有させるというものである。
男にとって、うまく使えばいくらでも女を自由にできる夢の能力なのだが、
彼にとって唯一にして最大の不幸は、自分がこの能力を保持していることに、全く無自覚なことなのだった。
これは、そんな高校生の周囲で引き起こされる、一話完結の女の子視点のお話です。
※上の高校生は舞台装置みたいな感じでストーリーには出てきません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-25 17:00:00
20650文字
会話率:64%