すぐ炎上発言をしてしまう無自覚天然推しを守る為に消火部隊隊長として奮闘していた一ファンの相良正樹だが、ある日推しがSNSで呟いた一文に釘付け。普段なら真っ先に消火活動に回るも手はガタガタ震えそれどころではない。他の消火部隊の健闘も虚しく、
既に後手後手のネット内部。正樹を凍りつかせた呟き、それは。【あいつと結婚したい。おれの望みはそれだけなのに誰も認めてくれない。一生触れることも出来ないまま俺は死んでいくのか?】
業界騒然。人気絶頂中アイドルグループのメンバー『神部シンジの結婚問題』があらゆる界隈を巻き込みトップニュースに。白熱する世論を動揺したままみつめていたが、初めて覚える嫉妬、それから推しが抱える切実な気持ちを目の当たりにし、正樹は胸が痛い。神部シンジの愛する人、それが発覚したことで正樹はこの恋に見切りをつけようと決意する。自分の手で胸の炎を消そうと最後の握手会に参加する。「今までありがとう」、その言葉を直接告げ、恋は終わった……はず……だったが何故かスマホの通知音が全然止まない。終わったはずの恋の火はちょっとやそっとでは消えないようで? 【顔のない愛しの幽霊(ゴースト)】と名付けられたネットニュースの真相が、今、明らかに。
炎上発言が多い人気アイドル×遠回しに推しに貢献する一ファン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 23:00:00
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会話率:25%
あたしは、火消しをしてる三次さんと長屋で一緒に暮らしてる。そんなあるとき、三次さんが火事場の事故で記憶をなくしたって聞かされて……。
【あなたは2時間以内に4RTされたら 、江戸時代の設定で同居して暮らし始めた消防士の、漫画または小説
を書きます。 http://shindanmaker.com/293935】にてRTをいただけたことで生まれた物語です。RTしてくださったみなさま、ありがとうございました。
2014/7/30完結しました。ありがとうございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-30 17:24:40
29909文字
会話率:42%