私の婚約者はハンサムで女性からの人気も高い。我が国では男の浮気に寛容だ。浮気は男の甲斐性らしい。私の婚約者も同じ考えだ。女性からモテる婚約者は嫌がらせを受けており、私にも嫌がらが来るようになった。
嫌がらせを受け憂鬱な気分を、留学先から戻っ
た従兄であるトーマスが慰めてくれるようになったが、彼からプロポーズされてしまう。
※浮気、ダメ、絶対です
※人を傷付ける表現あり(閲覧注意)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 15:18:47
8854文字
会話率:35%
自分に触れる男性は、須らく雷撃の餌食になる──そんな力をトラウマから授かってしまったヴェリティは、レイドリート王国騎士団、クラスアルファ、第一隊(通称霹靂隊)の隊長として君臨していた。
そんな己の「特殊能力」を使って鉱山に群がる盗賊団を退
治する毎日に嫌気がさしたヴェリティは、とうとうリフレッシュ休暇を取得し、友人の助言でこの力を捨てる旅に出た。自分の祖父ならこの力を消すことが出来るとそう信じて。
だがその旅先で、盗賊団に襲われている馬車を発見し──!?
※ヒーローは皇子です。繰り返します、ヒーローは皇子です。現場からは以上です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-21 00:00:00
49429文字
会話率:34%