怪我をして山から降りられなくなった商人は、流行病でひとが死に絶えた集落でちいさな童に会った。
どうにも不思議なその子どもは、ひとではなくて座敷童らしい。男は自力で下山できるようになるまで、ここにいる以外ないのだが――。
ひとりぼっち
だった座敷童と男の物語。
または、座敷童が愛されて愛されてメロメロになりながら、ひとにまじって湊町で生活する話。
※本編完結済み。番外編を不定期更新中です。
アルファポリスでも投稿中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-02 00:17:35
226344文字
会話率:29%