御門 仁 はノクターンノベルズを読み漁っていた、自分の性癖に見合う小説を探す為に・・・
最初は検索から大雑把に、次第には投稿作品を片っ端からから流し読みして探すも簡単には見つからなかった。
1時間経過
「・・・」
5時間経過
「・・・
・・」
12時間経過
「・・・・・・・・なんでねえんだよ!確かに少々マニアックとは思うけど恥虐調教は立派に確立されたジャンルだろお!放置プレイだってジャンルとして一人立ちしてるし!快楽堕ちなんて言わずもがなだ!!」
ここで仁は机を叩いた。
「スカトロも『ブリュゥー』とか『ビチャー』とかグロいモノばっかりだ!塗りたくるとか食うってなんだよ!なんなんだよ!?初心者にも安心安全なソフトなスカトロとか無いのかよ!」
ここで椅子に座りながら前かがみの体勢で怒りからか小刻みに震えていた。
「それらを全部ごっちゃ混ぜにして真綿で首を絞めるようにジワジワと堕とすのがいいんじゃないか!」
ガタッ
最後には仁は片手を突き上げながら立ち上がった。
「長期調教を期待して認識阻害で検索しても、大概すぐにおっぱじめる始末!それじゃあ催眠術の即落ちと変わらねえじゃねえか!!」
「うるせーぞ!仁!」
下から親父の怒鳴り声が響く。
「俺は月単位での綿首調教ものの小説を読みたいんじゃー!?・・・」
・・・
・・
・
「てめー仁!うるせえって・・・言って・・・るの・・・が、あれ?誰もいねえ」
そこは電源が入ったままでなろう小説の「ノクターンノベルズ」のトップページを映し出したパソコンがあるだけだった。
※特定のジャンルを貶める意図はありません。寧ろ逆で理解は出来ないものの感心するぐらいです。しかし、極めなくて中途半端なぬるま湯で楽しみたい人もいることをご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-19 16:49:38
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会話率:47%