「おっ、俺はまだキスもしたことがないんだぞ!?」「うっそぉぉぉ!?」
第二王子に仕えている文官のヴィヴィは、いつも上司のエーヴァウトに叱られてばかり。ある日、王子が使う資料の中に誤って恋愛小説を混ぜてしまい、エーヴァウトに図書室に呼び出され
る。また怒られる――! と構えていたら、なんと王子がたいそう気に入って、他の小説を持って来るよう指示があったという。
ヴィヴィが叱責を回避したと喜んだのも束の間、突然エーヴァウトが「キスも未経験なのに恋愛小説なんて選べない」とカミングアウト。更には「こうなったのはおまえの責任だ」と言いだし、ヴィヴィに仕事の一環として、キスの練習台になれと命令する。
不器用な鬼上司とポンコツだけど頑張り屋のヒロインが織り成す、キスの練習から始まる本気愛!
※全11話です(予約投稿済み)
※タイトル横に「※」がある回がR回となります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 20:00:00
52603文字
会話率:39%