20××年1月1日深夜零時零分零秒──東京の空の下に少女の哄笑が響くいつまでも。いつまでも・・・。
…地獄の釜の蓋を「始め」に開けたのは誰だったのか──それは誰にも分からない。
ただ──“間違えた”のだろう。青年は。男は。
「…──
─アリスゥゥ~~~ッツ!!!」
“ソレ”の崩れた身体は事切れた〝誰か〟の亡骸。
叫ぶは…憤怒と悲哀を瞳に宿し睨む“男”。
「…あハッ♪あははっ、あははははっ!!!」
黒ゴスロリファッションの少女が哄笑が夜の東京の空に高く響いた──…。
「…こう言うのを“ヒトは”〝塞は投げられた〟と言うのでしょ?──言ったよね、帽子屋さん」
“貴方のアリスが貴方を殺しに行きますからね?”
──と!!
「…ッ、アリス…!?お前━━ッ!!」
…最早そこに“男”の知る快活で明るかった少女の面影はなかった。
──在るのは絶望を昇華し呑み込み人類(世界)に絶望の牙を突き立てる“黄泉軍”の将に他ならないのだった・・・。
[ジャンル]
*表“テーマ”:ゾンビや超常とのバトル
*裏“テーマ”:悲劇の少女アリスの復讐劇
ホラー×エロティックファンタジー
恋愛要素あり、多少のグロあり、輪姦や異種姦、野外プレイや深夜の全裸徘徊お散歩等を予定中…。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-18 00:00:00
18873文字
会話率:38%