僕は帰宅途中に、タヌキのような生き物と出会った。その場の流れで、うちに招いてお茶とお菓子を振舞ったのだが、それに気を良くしたタヌキ君(勝手に名付けた、僕の中だけの呼び名)に「願い事ひとつ叶えてやる!」と言われた。タヌキ君はどうやら偉大な魔法
使い――っぽい。僕の願い事は「あいつになってみたい!」だった。校内の人気者であるあいつが、毎度毎度、僕をからかってくる理由を知りたかったから。そんなこんなの、僕とタヌキ君とあいつの話。※アルファポリスに重複投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-11 18:43:56
6691文字
会話率:67%
誰もが認める校内の人気者、高梨と俺との接点は何もなかったはず。なのに、どうしてこんなことになってるの!?
平凡こそ我が道と自負する、自己評価が低めな主人公が迷走する1週間です。
最終更新:2013-08-25 09:07:50
20359文字
会話率:18%