草原の民クトール族の娘サルナは、14で族長の息子キルケスの元に嫁いだ。
しかし娘は幼く、夫婦関係は仮のまま三年以上もの時が過ぎる。ようやく身体が満ち、本当の意味で夫婦となろうとしていた矢先、部族間の戦いにより夫は死んだ。
残されたサルナの元
に現れ、彼女を奪ったのは夫を殺したクガルガ族の若き族長、ガルゼスであった。
架空の草原を舞台に、騎馬民族を題材にした愛憎入り乱れる恋愛物語。R18表現は予告なく入ります。※本編、番外編共に完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-26 23:09:53
502070文字
会話率:21%