猫宮乾様主催の創作異形頭アンソロジーに寄稿した作品です。(軽微な加筆、修正はあります)
新たに図書館勤めをすることになったダニーは、児童書コーナーに配属され、閉架の本を取りに行くことになった。閉架の本を出してくれるブッカーは頭が本で、本好
きのダニーは艶々の革表紙が気になって仕方ない。気味が悪い頭のため閉架にしか居場所がなかったブッカーは初めて自分を気味悪がらずにいてくれるダニーに淡い恋心を抱いていることを、館長にからかわれる。閉架の主の頭が本の図書館員と本が大好きな図書館員の恋物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 23:04:44
8570文字
会話率:24%