和泉 明咲斗(いずみ あさと)は、仕事帰りに空腹で動けなくなっていた男を見つける。
その男は何故か怪しい仮面を付けていたが、お人好しの彼は放っておけず自分の部屋に連れて行く事にした。
話をしているうち、明咲斗が事故で死んだ双子の弟を「思い出
にする」と言った途端、穏やかだった仮面男の空気が変わり、睡眠薬を飲まされてしまう。
「思い出なんかにさせない」仮面の男の呟きを最後に明咲斗は意識を失い――
次に目を覚ました時、彼は両手首をベッドに繋がれ動けなくなっていた。
その脇には仮面の男の姿が。仮面に隠された顔は、明咲斗のよく知る人物だった。
その男は明咲斗を無理矢理犯そうとしてきて――
これは、青年を愛するがあまり**を棄ててしまった男と、己の気持ちから逃げ続けてきた青年の、すれ違いからイチャイチャまでに至る物語。
攻めが人外なので、苦手な人はご注意下さい。
※時代は現代ですが、設定は色々とフィクションです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 12:25:39
14120文字
会話率:44%