「六目食鬼」とは賽の目を食べる鬼。都合の悪い出目を食べてなかったことにしてくれる縁起物として、多くの商家に人知れず暮らしているという。老舗菓子屋の「昼顔屋」にも、六目食鬼は飼われているという。
昼顔屋次代主人となることがあらかじめ運命付けら
れた大学四年生・昼顔侑隼。憂鬱の中に在り続ける彼はその夜、六目食鬼と出会う。それは「鬼」という恐ろしげな名前とは裏腹の、可愛くて偉そうな銀髪幼女、趣味は女児向けアニメや特撮を見ること。部屋に居着いた六目食鬼と、暗い道をぼんやり歩く侑隼、一度手を繋いでしまったら、もう二度と解けない。
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ロリBBA三連作ラスト。恐らくは正統派とされるであろう「のじゃロリBBA」の、エロよりはハートウォーミング寄りなお話。
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pixivにおきましても公開をいたしております。
https://www.pixiv.net/novel/series/7976616折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-26 14:00:00
46957文字
会話率:42%
昼下がりのシティホテル。見ず知らずの男とのいけない関係。
男の言葉に、視線に、思いがけず狂わされていく人妻の肢体。
普通の主婦の、家族は知らない日常を切り取ってみました。
自サイト閉鎖に当たり引っ越し中です。
こちらはドラマ『昼顔』が流行
った頃に描いたショートストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-03 15:04:24
2975文字
会話率:45%
不景気にあえぐ出版業界で、営業職として働く桐生拓真。ぎりぎりの生活の中、癌が見つかった拓真は事前受け取りの保険金で延命治療を行うのではなく、自らの生きてきた過去を振り返るために、それまでの生涯で付き合ってきた女性を訪ねていく。高校生時代か
ら結婚後まで、順番に女性遍歴をなぞっていく。変わってしまったものと変わらないもの。ただ話すだけでなく、ベッドを共にすることで、自分の生きてきた意味を探ろうとする拓真。触れ合う心と体。やがて、最後にたどり着いた女性と、拓真が最後に見た風景は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-08 00:41:57
42476文字
会話率:50%