地球にダンジョンが現れてから、早二〇年。
謎の地下構造物に人類は混乱し、慣れ、世界ダンジョン探索協会が設立されるころには、依存していた。
鉱物資源やファンタジー金属、貴金属、宝石、そして〝スキル〟を求める探索者。その実体は、職を失った
若者や就職難に喘ぐ見捨てられた——主人公、占地松竹(しめじ まつたけ)のような世代が、地下迷宮に沈んでいく薄命な職業だった。
占地は求職できずに困窮していた。そんな折に、期せずして人類初のダンジョンマスターの求人に応募してしまう。そして伊勢貝真(いせかい しん)と名乗る面接官から早々のネタバレ。
占地は人類の一員としてダンジョンの未知に挑むのか、それともダンジョンマスターとして人類の敵となってしまうのか。
……と思いきや、占地はこれまで苦労したぶんを取り戻そうと、髪を、若さを、そして可愛い妖魔っ娘を求めるのだ。
これは、ダンジョンおじさん占地松竹が大した悪気はなく悪辣なダンジョンを築いていく物語である。
※メインヒロインは八話まで登場しません。
※脱童貞は、少し先になります。
※旧タイトル『人類の敵になった男〜悪辣ダンジョンおじさんは、おクスリ売ってうっはうは、妖魔っ娘とぱっこぱこ〜』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 19:07:47
75414文字
会話率:41%
ある日、前鏡好夫の前に10年後の妻だとなのる女性が現れる。見覚えのある容姿、聞き覚えのある名前。どうやら彼女は、好夫が中学生のころから想いをよせる日寺里千愛の10年後――26歳になった日寺里千愛であり、未来では好夫と結婚して前鏡千愛になっ
たらしい。
千愛の目的は、初体験で失敗しないようにアドバイスすること。そしてもうひとつは、高校生の好夫と子供を作ること。
そして期間限定の、未来からやってきた妻との同棲生活がはじまる。まずは早漏改善トレーニングから……。
※無断転載禁止折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-25 19:02:02
78011文字
会話率:47%
亜人種に敗れ続けた人類種は海の上での生活を余儀なくされていた。海上には土がない。生きるのに欠かせない土塊を握られて一方的に搾取され続ける。その現状を打破する為に人類種が打った手がハニートラップ。諜報機関〝ミツバチ〟の工作員は甘い罠を仕掛け、
情報を集め、意識を誘導、時には暗殺をする。そんなミツバチの唯一の男性エージェントがウドウ少尉。彼には人類種に稀に現れる特殊能力が備わっていた。その能力名は〝年上キラー〟だ。これは年上の女性に性的な昂奮を覚えさせる能力を武器に人類種の存亡を懸けたハニートラップを仕掛ける少年諜報員の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 19:15:32
30885文字
会話率:56%