地球にダンジョンが現れてから、早二〇年。
謎の地下構造物に人類は混乱し、慣れ、世界ダンジョン探索協会が設立されるころには、依存していた。
鉱物資源やファンタジー金属、貴金属、宝石、そして〝スキル〟を求める探索者。その実体は、職を失った
若者や就職難に喘ぐ見捨てられた——主人公、占地松竹(しめじ まつたけ)のような世代が、地下迷宮に沈んでいく薄命な職業だった。
占地は求職できずに困窮していた。そんな折に、期せずして人類初のダンジョンマスターの求人に応募してしまう。そして伊勢貝真(いせかい しん)と名乗る面接官から早々のネタバレ。
占地は人類の一員としてダンジョンの未知に挑むのか、それともダンジョンマスターとして人類の敵となってしまうのか。
……と思いきや、占地はこれまで苦労したぶんを取り戻そうと、髪を、若さを、そして可愛い妖魔っ娘を求めるのだ。
これは、ダンジョンおじさん占地松竹が大した悪気はなく悪辣なダンジョンを築いていく物語である。
※メインヒロインは八話まで登場しません。
※脱童貞は、少し先になります。
※旧タイトル『人類の敵になった男〜悪辣ダンジョンおじさんは、おクスリ売ってうっはうは、妖魔っ娘とぱっこぱこ〜』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 19:07:47
75414文字
会話率:41%