成人式の日、女子大生の宮崎友理は中学時代の友人たちと市民ホールに来ていた。
色とりどりの晴れ着と朝早くからセットした髪、メイクで飾った新成人が溢れる会場には不思議なことに男子が一人もいなかった。
怪訝に思うのもつかの間、入場口前に現れた中年
男が拡声器で言う。
「これより入場を開始しますが、入場口では皆さん下着チェックを受けてください」
そのことに誰も疑問に思わない。
そう、この場にいる新成人の全員が、すでに催眠術にかかっていたのだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-08 23:33:31
29362文字
会話率:40%
塾の優等生・高坂佳織が虐められている。
親友から聞いたその噂が気にかかっていた主人公は、8年が経った成人式の日、再会した親友に噂の真相を問う。
家に来いよ、と呟いた彼の家で、あるビデオが再生された。
それは、小学校時代に高坂佳織が受けていた
、おぞましい性調教の記録。
新成人代表の挨拶を華々しく行っていた彼女の、闇の部分。
何本にも渡るそのビデオを、主人公は淡々と見続けていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-05 18:47:52
18252文字
会話率:15%