「僕は、君が好きなんだ!」
告白されたから、付き合った。それだけだ。
苛立たしく、嘘つきなあんたを、嘘つきと知って何も知らないふりをする。そうして腐っていけばいい。
とある魔術研究所の研究員たちのお話。
または、嘘が下手な嘘吐き男装少女
を、苛々しながら甘やかす捻くれ男の話。
※男視点の物語ですが、天邪鬼なのでモノローグがひたすら捻くれています。思考がクズっぽいですが表面上は溺愛っぽく実際には執着しているという難儀な男。
※ヒロインは女ですが男装しているので一人称が僕です。苦手な方はご注意下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 01:43:33
10970文字
会話率:39%