岡崎千代子は、食生活に障りがあったせいで小学生で肥満児で糖尿病になった。糖質オフの料理を作るキッカケになった。
海外や、講演で忙しい母から習うレース編みに夢中になり、プロ裸足の腕前になった。もともと絵を描くのが趣味だったチョコ(千代子)が、
レース編み作家の母、百代の直弟子になるのもあっという間だった。中学入学するとすぐスケジュールの管理を任されるようになり、直弟子の一人だった七尾伊織に、その指導を受けながら、少しずつ自分の作品を作るようになった。
高校生になって母から余命幾ばくもないと打ち明けられ、最期の思い出にとチョコが一から作った【楽園シリーズ】を作る。
しかし、それは母の名前で世間に公表され、チョコは深く傷つき家を出る。
家に戻って来たのは母の葬儀の日だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 17:40:57
133085文字
会話率:49%
【この作品は、E☆エブリスタとの重複投稿作品です。】
≪ 光を浴びちゃいけないんだ。
いま、オレは帰宅後に間違えて冷蔵庫に入れられたアイスクリームだ。すぐ冷凍庫に移せばなんともない。見た目にはわからない。崩れてまでチカのそばに行きたいだ
なんて感情、すぐになかったことになる。 ≫
***
流れに逆らわず生きるのが得意なクラゲ男子・サクが出会ったのは、
綺麗なのにちょっと変わった手芸青年・チカ。
素直になれない男子たちの、もどかしくて切ない恋の物語
***
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-04 09:02:53
175329文字
会話率:47%