「だって、君は強いから。守ってくれる男なんて必要ないだろう?」
最初の初恋も、2度目の初恋も、3度目の初恋も、すべて同じセリフで振られた。ついでに言えば、4度目も5度目もだ。
「そう思うなら、しかたないわね」
引き攣った笑みを浮かべる私は
、そのままひとりその場に取り残される。
取り残されたまま、ヘタレ男など滅んでしまえと呪うまでが様式美となっていて……。
このまま何度も振られ続けるのはごめんだ。
私は生まれ変わって癒し系ゆるふわ女子となり、将来有望な彼氏を見つけて幸せになってやるのだちくしょう!
などという、とある女子が奮闘するお話。
※エロいことまで遠くてすまぬ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 12:49:03
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会話率:48%